ナノアクションDを使った人の評判はどう?
まずはナノアクションDを実際に購入して、使用している人の評判をまとめてみました。2013年10月発売でこれまで知られてなかったのですが、最近積極的にPRしてきて認知度が上がっています。でも、まだまだ使用している人はチャップアップやDeeper3Dに比べて少ない印象。
- ほとんど無臭で1回分の量がポンプに溜まるのが使いやすい。
- 少しアルコールっぽい匂いがするけど、周囲にはバレないレベル。
- 髪にコシは出てきた感じはするけど、増えた感じはしない。
- 4か月後に産毛到来!抜けにくい髪になってきた。
- 使いやすいけど、ちょっと高いです。
- 大手サントリーだから下手な育毛剤は売らないと思い購入!絶賛初期脱毛中!
- 増えた感じはしないけど、頭皮がやわらかくなってきて、抜け毛が減った!
- ベタベタもなく継続して使えそう。しばらくナノアクションDで育毛していく。
「使用感が良い!」という評価が一番多い印象でした。効果については劇的な変化はなく、じわりじわりコシが出てきた感じというのが一番多かったですね。あとネックは価格といったところでしょうか。
それでは、ナノアクションDについて詳しく解説していきます。
ナノアクションDってどんな育毛剤?
現在、日本では数多くの育毛剤が販売されていますが、製薬会社や販売元となっているところが超有名企業というケースは少ないのが現状ですね。そんな中、あの有名企業が育毛剤を販売しているのをご存知でしょうか。
その名はサントリー!
ジュースやビールで有名なサントリーが育毛剤を出しているなんてびっくりですね。 大企業が販売している育毛剤ということで中途半端なものは出せないはず!それだけで期待値が高まります。サントリーというと飲み物のイメージが強いですが、実は最近、健康食品や化粧品などのヘルスケアアイテムにも力を入れてきているんです。
サントリーが販売している育毛剤は、育毛剤という言い方をしていません。「浸透型発毛促進剤」として販売されていて、今ある毛髪の抜け毛や育毛をしようというものではなく、新たに発毛させるというところに意識を持った発毛促進剤となっています。
このナノアクションDが特に意識しているのが浸透力。これまでの育毛剤は頭皮にある皮脂にブロックされてしまい、皮下組織に浸透する前に表皮で蒸発してしまって毛乳頭まで成分が行き届かないという現象が起こっていました。確かに皮脂でブロックってうなずけます。
つまり、浸透力をアップさせるには皮脂に負けない成分の形態を考える必要がありました。そこでサントリーが販売しているナノアクションDがとった手段はPCTナノエマルジョンと呼ばれる成分のナノ化です!
ナノアクションDのPCTナノエマルジョンって何?
ナノアクションDは皮脂が邪魔してうまく浸透しないという部分に着目し、いかに成分を皮膚内の皮下組織に浸透させ毛乳頭まで行き渡らせるかというところを研究開発しました。
そこで考えられたのが成分のナノ化。皮脂は頭皮に存在しますが、所せましと完全に分厚く頭皮に覆われているわけではありません。そこで成分自体を小さくすることで少しの皮脂であれば、掻い潜って頭皮の中へ浸透してしまうものを作れば良いと考えたんです。
その成分のサイズはなんと毛穴の1000分の1という目ではとても確認できないほどの小さな小さな粒子にすることに成功!これによって圧倒的に浸透率がアップして皮脂が頭皮に浮かんでいても全く問題なくなりました。
PCTナノエマルジョンを編み出したことですぐ乾燥して蒸発してしまいがちな成分が、あっという間に頭皮内に届くのでこれまでの育毛剤よりも大幅な浸透性を感じることの出来る商品となりました。
実は今まで育毛剤を使っていても、角質や表皮で残ってしまって、そこで成分が乾いてしまうケースが多かったのですが、このナノ化されたPCTナノエマルジョンによって毛乳頭と毛細血管の活性化を促し、毛包が今までよりも大きく膨らむという好循環が生み出されることになったんです。
抜け毛に悩んでいる方はもちろん普段からシャンプーでしっかりと髪の毛のケアをして皮脂がなるべく頭皮に残らないようにしていると思います。でも、実際のところいくらシャンプーで綺麗な頭皮になっても、皮脂はあっという間に頭皮に浮かんでしまうものです。
つまり、頭皮に皮脂が全くない状態なんてほとんどないのです! 「頭皮に皮脂があるということ前提で育毛剤が作られているかどうか」が大切になってきます。
ナノアクションDの気になる成分とは?
ここまで浸透力の素晴らしい発毛促進剤ということをお伝えしてきました。「でも成分がナノ化されたからといって、成分自体の効能があるわけではないはず?」という意見もあるかもしれませんね。
しかし、このナノアクションDは成分にも、もちろんこだわっています。ナノアクションDの主成分として採用されているのが酢酸DL-a-ナノエマルジョン。あまり聞きなれない成分かもしれませんが簡単に言うとビタミンE誘導体の一種です。
ビタミンE誘導体は、ビタミンEの成分となるものですが単純にビタミンEを摂取するよりも浸透率の高いものです。よく、化粧水などでもビタミンC配合ではなく、ビタミンC誘導体などの記載を見たことがあるかもしれません。ビタミンCやビタミンEだけだと体内に入った時に酸化されて浸透しにくいというデメリットがありました。
誘導体とは…有機化学の用語のひとつで、ある有機化合物を母体として考えたとき、官能基の導入、酸化、還元、原子の置き換えなど、母体の構造や性質を大幅に変えない程度の改変がなされた化合物のこと。 その改変は実際の化学反応として行えることもあるが、机上のものでも構わない。
【出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%98%E5%B0%8E%E4%BD%93】
例)ビタミンC誘導体とは…ビタミンCは抗酸化作用や美白などの効果に優れた成分ですが、成分自体がもろく、壊れやすく不安定なため、化粧品に配合してもビタミンCの効果が発揮されにくいという欠点がありました。
そんな壊れやすいビタミンCのチカラを損なわないよう人工的に改良し、安定化させた成分が「ビタミンC誘導体」です。
【出典元:http://www.skincare-univ.com/article/006398/】
そこで酸化されにくく化合物となって配合されているものがビタミンE誘導体と名付けられています。イメージとしてはカプセルに入った薬のようにビタミンEがコーティングされていて、その成分が頭皮の中に浸透した時にカプセルが溶けて、成分が浸透するといったイメージが近いかもしれません。
つまり「ビタミンEをできるだけ損傷せずにそのまま頭皮に浸透させるための化合物」と考えるとわかりやすいかもしれませんね。ビタミンEは肌のハリを保つのに必要な役割を果たしたり、血行促進効果を与え、毛細血管が活発にして毛乳頭に血液を送る量を増やしてくれるという働きが期待できます。
毛乳頭に血液を送るということは、それだけ栄養素をたくさん毛乳頭に送るということとイコールとなってきますから、発毛する確率がさらに期待できるというわけですね。髪への栄養は血液で送られます。リアップなどのミノキシジルも同じ原理。あちらは血管を拡張させて多くの血液を送るって感じです。
ナノアクションDの他の成分もすごいよ!
大手のサントリーが販売しているナノアクションDについてご紹介してきました。成分の浸透率とビタミンE誘導体の酢酸DL-a-ナノエマルジョンが入った点が最大の特徴かと思います。
もちろんそれ以外にも育毛剤として効果が長年実証されているセンブリ抽出液やヒオウギエキス、オウゴンエキス、ビワ葉エキスなど、魅力的な成分も多数配合されています。
オウゴンエキスとヒオウギエキス、そしてビワ葉エキスは、抜け毛の原因である5αリダクターゼを抑制する注目成分です。
大人気「チャップアップ」にも入ってますね。ここで気付いたのですが、チャップアップと配合成分が似ています。
チャップアップと似ているとは、あなどれませんね~!
また、ナノアクションDには「ホホバ油」という浸透するまで頭皮の保湿性を高めて蒸発するのを防いでくれる成分が含まれています。徹底的に有効成分の浸透力にこだわってるのがわかりますね。
ナノアクションDとナノインパクトプラスの違いを徹底比較!
よく比較されているナノインパクトプラスと比較していきます。まずは価格を比較してみると、ナノインパクトプラスに軍配が上がります。
ナノインパクトプラス | ナノアクションD | |
---|---|---|
価格 | 7,560円 | 10,500円 |
価格(定期) | 7,560円 | 9,450円 |
送料 | 0円 | 0円 |
容量 | 60ml | 90ml |
1日あたり | 252円 | 350円 |
1日あたり(定期) | 252円 | 315円 |
ナノインパクトプラスには定期コースがありません。容量的に考えると価格はほとんど変わらない感じですね。ナノアクションDの方が贅沢に使用できる感じになっています。
ナノアクションDとナノインパクトプラスの違いって何?
じゃあ、「値段の安いナノインパクトプラス一択でしょう!」と思うのはまだ早いです。ナノアクションDが高いわけは容量が多いだけではありません。
サントリー独自のPCTナノエマルジョンとく技術はナノインパクトプラスには導入されていません。
ここが大きな違いで、サントリーの底力って感じです。さきほども説明しましたが、このPCTナノエマルジョンの中にはビタミンE誘導体の酢酸DL-a-ナノエマルジョンが含まれているので、栄養を血液を通して運ぶ量はナノアクションDの方が勝る=発毛力は勝ると考えます。
全く同じなら価格も対抗してくると思いますが、この技術の開発費があるのでナノインパクトプラスより若干高くなっています。でも、髪に与えるアクションも高くなっています。
ナノアクションDの購入手順を晒します!
まずは、公式サイトで購入ボタンをポチリ!
今回はお試しなので単品購入です。定期とそれほど価格も変わらないし。
カート画面にいって、次へ
送料は無料ですが、税込みじゃないんですね。税込み表示でお願いしたいところ。
配送先やカード情報など必要事項を入力
支払い方法は、クレジットカード、代金引換、振込、預金口座引落がありました。私はカード決済を選択。
会員登録して~とありますが、無視して次へ進みました。
確認画面で入力内容を確認
入力内容に誤りがなければ、注文確定!(画像は画面下部だけのキャプチャーです)
注文完了画面
ここでも会員登録をすすめてきますが、とりあえず無視しました(^_^;)
注文確認メール
注文したら、すぐに上記のメールがきます。
注文確認メール
翌日に発送連絡メールがきます。あとは、商品が送られるのを待つだけ!
到着!ナノアクションDの使用感を晒します!
到着!気になる梱包は?
育毛剤とかは書いてないので、プライバシーは守られています。チャップアップやフィンジアなど、ほとんどの育毛剤はそうですけどね。
箱を開けると、
付属で入っているものは?
ナノアクションDの使い方
ナノアクションDは他のスプレータイプと違って、1回分がでる感じになります。リアップと同じ感じです。単純なスプレータイプと違うので、最初によく読みましょう!
ナノアクションDの詳細な説明
公式サイトに載っていない情報が詳しく書かれていました。買った後に読んでみましたが、こっちの情報もすべて公式サイトに反映すれば、売上伸びるのに…と思ったり(^^)/
「美感遊創」とは?
おそらくサントリーが発行する情報冊子ですね。定期コースだと毎回お得な情報が読めるってことでしょう。ちょっとだけ紹介!今回は「アンチエイジング」関連の内容でした。
【感想】さて、実際につかってみたよ!
容器はまあまあ大きいです。女性がよく使うヘアスプレー缶より少し小さい感じ。そして、噴射口はスプレータイプ!
プシューっと狙ったところにいきます。霧状ではありません。そして、頭皮に噴射してみました!
ひんやり~で気持ちいい!
少しだけトロッとしている??でも、じわ~と浸透していく感じはあります。育毛は毎日続けるものなので、つけてみて心地いいのは大きい!
どんな液体なのか、手に出してみました。
おうおう、やっぱりとろみがある!
でも、整髪ジェルくらいではありません。水分を多く含んだジェル。または、天津飯のとろみを少し薄くした感じ。
表現が下手ですけど、ベタつきはないってことです!
ニオイはスーとした感じは少しあります。ホント少しだけなので、まったく気になりません。通勤前は余裕で使えます。浸透力にこだわっているということで、ホントに浸透していく感じがあります。これは期待できる寄り!
成分も申し分なし!
チャップアップに劣らない感じ。そこにサントリーのブランド名と浸透力をプラスしたイメージがしっくりきます。
期待できる一品であるのは間違いない!
まとめ
これまで説明してきたことをまとめると、以下の通りとなります。
- 超大手サントリーのブランド安心力(単なる水ならは販売しません)
- 匂いべたつきはほとんどなく使いやすさは抜群!
- 成分の浸透力に徹底的にこだわってる(業界トップクラス)
- PCTナノエマルジョンでナノインパクトプラスより発毛力アップ!?
- 酢酸DL-a-ナノエマルジョンで攻めの発毛力アップ!
- オウゴンエキスやヒオウギエキスなどで守りの抜け毛対策も実現!
- ちょっとお値段はります(1か月1万円前後)
PCTナノエマルジョンの技術がどれほどのものか、これから使用してきた人の口コミで明らかになってくると思いますが、通常の育毛剤に比べると若干高めの設定です。Deeper3Dの方が高いですが、あっちにはキャピキシルと成長因子の魅力があります。チャップアップだとノコギリヤシのサプリ付きで9,090円です。
成分の方が良い育毛剤かどうかの判断はしやすいですが、浸透しなかったら意味ないですし、サントリーが研究開発した「PCTナノエマルジョン」という技術を信じてもいいかもしれません。
人気トップのチャップアップで効果がなかった人にはおすすめ!問題は浸透力だったかもしれません。