チャップアップは10代の高校生や20代の大学生といった、若者が使用して問題ないのか!?若ハゲに効くのか、副作用は発症しないか、後遺症はないか等、解説していきたいと思います。
プロペシアやリアップなどの医薬品には、必ず副作用のリスクは伴います。チャップアップは、天然由来の成分でできており、体に刺激のある成分は含まれていません。
どのサイトでも、「チャップアップに副作用はない」と書かれていることでしょう。でも、これは10代の高校生や20代の大学生に向けて書かれていないはず。
20代半ば、30代以上の加齢による薄毛でお悩みの男性に向けられているものでしょう。
はたして、チャップアップ&チャップアップサプリは10代、20代の若者にとって、有害なのか、無害なのか、実際の臨床試験データをもって、説明していきます。
チャップアップの公式サイトをみる限りでは、問題なし!
チャップアップの公式サイトには、以下のように記されています。
これだけみると、全く問題ないように思いますよね。小学生で育毛剤を使っている猛者はいないでしょうから。私も育毛剤に関しては問題ないと考えます。
作用は頭皮に限定されますので、他の部位には影響ありません。チャップアップ本体は、若年性脱毛症(若ハゲ)の10代でも使用して問題ないでしょう。
問題は、これが育毛剤だけのことを書いているのか、サプリメントにも適用できるのか、ということです。
サプリメントにはノコギリヤシがたっぷりと配合されています。ノコギリヤシの作用をおさらいすると、男性ホルモンの操作を行います。具体的には、抜け毛原因であるDHTの生成を防ぎます。
男性ホルモンを操作するということは、成長段階の10代高校生には問題ないのか!?20代大学生でも成長が遅い人なら同じです。
では、ノコギリヤシの副作用についてみていきましょう!
ノコギリヤシは体に悪影響!?
ノコギリヤシの作用はDHT(ジヒドロテストステロン)の抑制です。プロペシアの作用と似ていますね。では、プロペシアの副作用をおさらいします。
- 精力低下
- 女性化
- 肝機能障害
- うつ
- 勃起不全(服用を中止しても)
- 不妊
ノコギリヤシにも、プロペシアと同じような副作用があるのか?
答え.臨床試験の結果からは「副作用はない」です。
米国のUCSFというグループが、2012年にノコギリヤシの大規模な臨床試験を行っています。369名の患者で18ヵ月の期間で実施しています。
この臨床試験では、ノコギリヤシを過剰摂取しても体への有害性は認められなかったと報告されています。通常は1日320mgですが、640mg、960mgでも試験が行われていました。
逆に、ノコギリヤシは勃起不全を改善してくれる。
プロペシアは、勃起不全や性欲減退という副作用リスクが懸念されています。しかし、ノコギリヤシには、勃起不全を改善してくれる研究発表があります。デメリットとなる部分が真逆です。
これは、泌尿器科学の専門ジャーナルが発表しているのですが、驚きですよね。万能すぎます。
試験は7日間にわたって行われ、ノコギリヤシの投与量が多ければ多いほど、海綿体への刺激反応が認められたというもの。
「プロペシアやめて、ノコギリヤシのサプリにしよう」って感じですね。
ネット上では副作用が報告されている。
UCSFの臨床試験では、副作用は認められなかったですが、ネット上ではいくつか副作用の報告があります。
- 頭痛
- 下痢
- 腹痛
- 嘔吐
これについては、臨床試験されたデータが見つかりませんでした。真相はいかに!?といった感じですが、ちょっと気になりますね。
でも、重篤な症状を報告する人はいません。もともと、食用として摂取されてきたノコギリヤシですので、大きな副作用がないのは当然かもしれません。
まとめ
海外の大規模な臨床試験では、用量を2倍、3倍に増やしても、体への影響は認められませんでした。しかし、なんでもそうですが、過剰摂取は体に影響を及ぼす原因になります。
ノコギリヤシは1日320mgが目安。チャップアップサプリは、これを超える量は配合されていないので安心を!
とはいえ、一番はじめに記載されているので、ノコギリヤシの配合量はたっぷりでしょう。(サプリメントは配合量の多い順に記載するルールがあります)
また、もしプロペシアと併用しようとしている人は、1日に両方摂取するのではなくて、1日おきに交互に摂取してください。そうしないと、男性ホルモンを過剰に抑制することになります。女性化しちゃいますよ。
用量をしっかり守りさえすれば、体に害はないでしょう!
しかし、私は10代の高校生にノコギリヤシの摂取はおすすめしません。
ノコギリヤシは、確かに抜け毛の原因であるDHTを抑制します。ただし、DHTは普通、成人以上で生成されるもの。成長段階の10代で大量に生成されることは極めてマレでしょう。
以下は、板倉智さん著書の「専門医が語る毛髪科学最前線 (集英社新書 491I)
」に書かれている内容です。DHTが原因であるAGA(男性型脱毛症)の世代別確率です。
年代 | 割合 |
---|---|
20代 | 6% |
30代 | 12% |
40代 | 32% |
50代 | 44% |
60代 | 51% |
70代 | 61% |
20代では、たったの6%です。
ツイッターでもこのようなツイートを見ました。
@A_3a9M56 おでこからの若ハゲにはリアップに含まれる有効成分のミノキシジルは効かないからちゃんと調べてからリプ飛ばせ
— 一発着床紳士 (@yami_pinky) January 21, 2016
10代の高校生は、まず頭皮環境を正常化するのが先決!チャップアップを選ぶなら、チャップアップサプリの服用は見送ったほうがいいです。DHTが原因でなければ、効果は期待できません。
10代の高校生は、チャップアップ本体のみで育毛することをおすすめします。
チャップアップは業界最大級の育毛成分が含まれています。頭皮環境を改善する成分、頭皮に栄養を補給する成分、頭皮を保湿する成分などなど。
これらの成分で、まずは様子をみるようにしましょう!
20代の大学生であれば、成長期も過ぎ、立派な成人の体ですので、チャップアップサプリも問題なし!ただし、用法と用量を守って摂取しましょう。
チャップアップ本体は、10代、20代でも問題なし!
サプリのノコギリヤシで男性機能低下は起きない!
ただし、10代の成長期にノコギリヤシ摂取はおすすめしない!
10代は、チャップアップ本体のみで育毛に取り組もう!
20代は、チャップアップ本体、および、ノコギリヤシ問題なし!