【2019年版】ミノキシジルタブレットの副作用を全部まとめた!

最強のAGA治療薬といわれるミノキシジルタブレット。この薬(通称ミノタブ)を語る時は必ず副作用がセットになっています。

効果はあるけど副作用が恐怖!((((;゚Д゚))))

その副作用について徹底的に書いていきます。ミノタブを使いたい人は、この記事を最後まで読んでからにしてくださいね。

ミノキシジルタブレットとは?

まずミノタブのことをおさらいしておきましょう(^^)

成分のミノキシジルは、薄毛の治療用の一般用医薬品として外用薬に限って承認されています。(国内ではリアップ、海外ではロゲイン)

その一方でクリニックの処方や個人輸入で流通している内服薬があり、これがミノキシジルタブレットです。

ファイザー製のロニテン、ジェネリックのnoxidilなどですが、
これは高血圧の治療薬として海外で作られたもの。

それを輸入して、薄毛治療用に使っているのがミノタブなんです。

ミノキシジルはもともと高血圧治療薬で、その副作用で起こる多毛が薄毛治療に応用されたものです。

薄毛の内服薬として開発中、動物実験で心臓破裂が起こるなどで中止になったいきさつから、薄毛治療目的の内服薬は存在しません。

実験で犬に3 mg/Kgの容量で内服させたところ心臓破裂が起こりました。これは、ミノキシジールが心筋のアポトーシス(細胞の自己死)を抑制することより心筋肥大が起こり破裂したと考えられたからです。
出典元:http://www.jschr.org/dansei01.htm

ミノキシジルで毛が生えるメカニズム

ミノキシジルの発毛促進作用については、実はまだはっきりと解明されていません。経験的に毛が生えることがわかっているだけなんです。

いささか頼りない存在w

なので、発毛促進のしくみは今のところは仮説段階ですが、有力な説は2つあります。

POINT

1つ目は、血管を拡張させて血流を増やし、それによって栄養分が毛を作る毛乳頭や毛母細胞に運ばれ、活動を活発にして毛が成長するのを促すというもの。

2つ目は、細胞の増殖を促す成長因子(タンパク質)の生成を促し、それによって毛細血管を修復・新生させ、毛母細胞を活発化して毛の成長を促すという説です。

なんにせよミノキシジルは薄毛治療に有効(✧◡✧)

ミノキシジルタブレットの副作用とは?

内服するミノタブではミノキシジルが体の内部から直接作用するので、効果も外用薬とはケタ違いに高くなります。

すると副作用も当然ながら頭皮にとどまらず広範囲に及びます。

ミノタブの副作用は、ざっとみただけでもこんなに!

  • 動悸・息切れなど心臓の異常
  • 全身の多毛
  • むくみ、めまい、頭痛
  • 反射性高血圧
  • 腎性全身線維症
  • 高カリウム血症
  • 肝機能障害
  • 胸痛
  • 皮膚・顔の赤み
  • 多臓器不全
  • 性欲減退
  • 意識障害(眠気・もうろう)
  • 体重増加

多すぎ!こわすぎ(゚Д゚;)

これだけ副作用が強い薬なので、薄毛治療に使う場合は最低でも半年ごとに血液検査や尿検査、心電図や心臓のエコー検査といった全身的なチェックが必要になります。

多くの副作用のうち、頻度が高いものについて詳しく書いていきます。

心臓への影響

ミノキシジルの血圧を下げる作用から、血管が広がり心臓は血液を多く送り出すために仕事量が増えます。広がる血管は主に動脈で、静脈はさほど広がらず血流は不均衡です。

すると副作用として現われるのが、胸がどきどきする動悸だったり、心臓の酸素が不足して起こる狭心症の発作、不整脈といった心臓血管の症状です。

体験者の動悸の症状がこちら▼

飲んだ後、すこし胸が張って軽い動悸の様な感じになり、5分ほどで少し横っ腹が痛くなりました。 その後、トイレに行ったのですが、歩き始めてからさらに頭痛のような症状が襲ってきました。
もちろん重篤なものではなく、15分くらい経ったら治ったのですが、その後毎日飲むたびに毎回なりました。
出典元:http://xn--u8jxbkbn0wrh0cj1tygsfq353b.com/

長期使用で危険な状態も

ミノキシジルは長期間連続して使うので、心臓に負担がかかる状態が続きます。

すると心臓の壁が厚くなり心肥大という状態に!

また、ミノキシジルが細胞死を抑制することでも心肥大が起こります

肥大した心臓は酸素の消費量が増えて酸素不足の状態が常態化。次第にポンプ機能が衰えて、最後には心不全という心臓の働きが悪い症状が慢性化したものになります。

心不全は死因にもつながる症状。ミノキシジル内服薬開発中に、動物実験で破裂した犬の心臓は心肥大でした((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

むくみ、めまい、頭痛、倦怠感


血圧の低下による症状です。副作用の程度としては軽度ですが、起こる頻度はかなり高いです。

これも心臓同様に循環器系統におこる副作用(゚д゚lll)

ミノタブの血圧低下作用で血管が広がると、血液の流れが弱くなり、老廃物や余分な水分が溜まりやすくなります。

顔に水分がたまってむくみが現われることが多いのですが、場所や程度には個人差が大きくなります。

むくみは飲んだ翌朝起きたときに感じることがあります。僕の場合は顔が張っている感じになりました。
出典元:http://www.worldfizz.com/onemonth-sideeffect/

そして、これも降圧作用による副作用ですが、頭部に回る血液が一時的に少なくなって、頭痛やめまいがおこりやすくなります。

慢性的な頭痛、めまいを訴える人もいます( ꒪⌓꒪)

こんな感じの症状▼

主に血圧を下げる作用のあるミノタブの影響だと思うのですが、
・立ちくらみ
・めまい
のような症状がありました。

例えば普通に部屋の中で歩いたりするときに、軽くふらついてイスや柱に身体をぶつけやすくなるような状態です。
出典元:http://www.worldfizz.com/day-90-shiyouhindo/

体毛が濃くなる

最も頻度が高い副作用です。毛が生えるのは頭だけに限定できないのがつらいところですね。この副作用がない=効かないともいえる事なので、

「ハゲより毛深い方がマシ」と割り切るか!笑

僕はもともと毛が濃いほうですが、とくにすね毛のボリュームが増えてきたように感じています。腕の毛も多少存在感を増してきているような気がしています。
体毛が濃くなることに関しては、「ハゲで生きるか、体毛の濃い体で生きるか?」という選択になるのはわかっていたことなので、受け入れていくだけですね。
出典元:http://www.worldfizz.com/onemonth-sideeffect/

生えるのは主に次のような部分▼

  • 指、手の甲
  • 太もも
  • 足指、足の甲
  • 肛門から玉袋周辺
  • もみあげからあごにかけて

もちろん個人差もありますが、ゴリラみたいになることはないようです。衣服などで隠れてわからない部分も多いので、あまり気にしないのも対処法の一つです。

高血糖・老化

血管を拡張する作用に伴うもので、カリウムチャネルを開くことでインスリンの分泌が抑えられます。

すると血糖が高くなって血管を損傷・老化させ、それに伴って皮膚のシワなど見た目の老化も進みます。

ハゲてたらさらに老け込みます・・・

血糖値の上昇は糖尿病に近づく可能性が大きくなり、血管の衰えは老化ばかりか心筋梗塞や脳梗塞にも直結します。

その他の副作用

 

高カリウム血症

血液の中のカリウムが増える症状。手足が腫れたり筋力が落ち、不整脈、頻脈が起こるきっかけになります。

多臓器不全

心臓や腎臓の負担が大きくなり、機能が低下することから派生する症状。複数の臓器に同時に障害が起こり、命にかかわる重篤な状態になります。

腎性全身性繊維症

腎臓の負担が増え、機能が低下することで引き起こされる症状で、皮膚の腫れ・硬化で手足が動かしにくくなります。

腎不全の患者に起こりますが、ミノキシジルも原因になりえます。

こんな人もいました。

毛無しさん:2014/08/03
俺の場合、ミノタブ全く効果ないわけじゃなく、若干効果あるから止めるに止められないんだよな

副作用は体毛増加とシワ、顔の毛穴が目立つようになった

後はフィナとも関連して身体がダルいのと脂肪がつきやすくなってること
出典元:http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/hage/1406415954/

ミノタブは使用上の注意事項がキビシイ

併用しなくてはいけない薬

 

利尿剤

ミノタブを飲むと、体内に塩分や水分が溜まりやすくなります。これがむくみの原因になるわけですが、それだけでなく心臓を包む膜の内部に水分が溜まり、心臓を圧迫します。

すると心臓のポンプ機能が低下して血液を送り出すことができず、
全身の機能低下にもつながります。

これを防ぐために、適切な利尿剤を併用することが絶対必要( ✧Д✧) カッ!!

β遮断薬か交感神経抑制剤

ミノタブの作用で血圧が下がると、それに脳が反応して交感神経を刺激、血圧を上げようとします。

すると反射性高血圧、反射性頻脈が起こり、
狭心症を起こす危険性があります。

これを防ぐためには、β遮断薬と交感神経抑制剤のどちらかが必要。

利尿剤はともかく、β遮断薬や交感神経抑制剤となると医師の処方でないと調達できません。個人輸入だとそれができないし、併用が必要な事さえわかりません。

やっぱりミノタブは処方に頼るのが賢明Σ(ノД`)ペシッ

併用してはいけない薬はコレ

ミノタブはもともと高血圧治療薬で、血圧を下げる薬。

なので血圧に関係する薬との併用はダメ!

作用が重複したり打ち消したりします。場合によっては異常な血圧になって危険な状態になりかねません。

例えば次のような薬(成分)もダメ!▼

  • バイアグラ・シアリスなど:ED治療薬は全般に併用禁止
  • イブプロフェン:鎮痛解熱剤(風邪薬、痛み止めに多い成分)
  • スマトリプタン:偏頭痛薬(血管を収縮させ、効果を打ち消し合う)

他にもあるので、どんな薬かわからない時はミノタブを止めましょう( ゚Д゚)

ミノタブを使ってはいけない人

 

腎臓の悪い人

ミノキシジルはインスリンの分泌を抑え血糖値を上げます。血糖が多いと腎臓のろ過機能への負担が大きくなります。

もともと腎機能が低下した人がミノタブを使うと、負担が重くなってさらに機能が低下、最悪は腎不全や腎性全身性繊維症などを起こすことにもつながります。

肝臓が悪い人

肝機能が落ちた人に、ミノキシジルの代謝は重荷です。さらに肝機能を悪化させるのでミノタブは使ってはいけません。同じ意味でお酒も負担が大きいので、一緒に飲んではいけません。

血圧に異常がある人

作用が心臓や血管などの循環器に関わるので、心臓や高血圧の治療中・低血圧の人も使用しないでください。薬とミノタブの作用が重複、血圧が下がりすぎて危険です。

高齢者・女性・未成年

禁止ではありませんが、控えた方がいい人です。高齢者は代謝能力が低下していて、副作用が強く出ることがあります。女性は多毛が起こると困るので、外用薬の使用にとどめた方がいいでしょう。

未成年者の安全性は未確認です!

それに体が未完成なので、全身に影響のある薬剤は使わないほうがいいでしょう。

ミノタブを服用するならAGAクリニック

ミノタブの効果は期待できるんですが、サプリとは違って副作用の危険性が大きすぎます。

ミノタブを使うなら医師の管理下に入るべき(✧Д✧)

そこでおすすめのいいクリニックを紹介します。

銀クリ=銀座総合美容クリニックがとても安い

銀クリはミノキシジルタブレットなどの薬剤治療が中心。

投薬の他、直接頭皮に薬剤を注入するメソセラピーも行われます。

ていねいな診察付きの投薬で安心

治療はメーカー品の投薬だけで済ませるのではなく、毎回診察して状況を確認します。そして変化に応じて薬剤濃度を細かく調整します。

他のクリニックでは月額3万とか5万とかの費用が普通ですが、
銀クリは7,020円から、高くても18,900円まで。
安い!

そして診察料は初診料だけ3,240円、あとは無料なので、薬剤費だけの負担で済みます。

 

効果が高いメソセラピーも格安

薬剤治療に加えて、希望すればさらに高い効果が望めるメソセラピーを受けられます。針を使わずミノキシジルなどの薬剤や、成長因子を頭皮に注入する治療法です。

このメソセラピーの費用も、1回19,440円と格安!

他では5万円以上かかるのが普通で、そう簡単に受けられる治療ではありませんよヽ(゚д゚)ノ

長期治療も安心

医師の診察を受けながら状況に応じて内容が調整され、費用も上限が決まっているので余計なストレスを感じずに長期間の治療が続けられます。

知り合いの場合、実際の支払いはこんなものでした▼

他のクリニックの費用も調べましたが、銀クリが最安。

メソセラピーを受ける人も多いので、平均すると3万円くらいのようです。

ただし、ここの治療が受けられるのは東京近辺の人限定です。分院を出してないので、この点が残念な部分です。

銀クリの記事を読む(クリック)

 

浸透力アップのゲルタイプならヘアメディカル

ヘアメディカルは国内初の専門クリニックとして、1999年以降180万人の治療実績を持っています。

独自のミノキシジル治療がすごい

ヘアメディカルでももちろんミノキシジルを処方していますが、別途、
世界初の「ミノキシジルゲル」を聖マリアンナ医科大学と共同開発しました。

ゲル状の外用剤で、液体よりも患部にとどまる時間が長く浸透性が大きく向上、さらに内服のように成分が拡散せず効率よく利用でき、より大きな効果が望めます。

効果としては、リアップよりは数段大きくミノタブよりはちょっと弱い、そんな関じです。【リアップ<ミノキシジルゲル<ミノキシジルタブレット】

外用剤なので塗った部分にしか吸収されず、内服薬のように副作用が体全体に影響することが少なくなります。

治療費は予算に合わせた低額なのでローンなし

ヘアメディカルグループの治療費用は前もって明確に示されています。

プロペシアの単剤処方などの最安11,880円から、アドバンスト治療の34,560円までの範囲内に収まります。

治療方法は予算に合わせた方法が選べ、植毛などの高額治療は行わないので
医療ローンは扱っていません。

ヘアメディカルの記事を読む

 

20代や30代前半ならミノタブは早すぎる!?

薄毛の中でも30代後半以降に起こるものは壮年性脱毛症と呼ばれ、髪の成長サイクルが乱れ、年齢とともに脱毛が進行したものです。

ミノキシジルはこの壮年性脱毛症に効果を発揮。

一方、20代から30代前半は若年性脱毛症と呼ばれ、生活習慣からくる頭皮環境の悪化、髪の栄養不足が原因のことが多くなります。

つまり、頭皮の状態が悪いのならそれを改善したり、栄養状態が悪いのなら補給すれば回復が望めます。

危険を冒してミノタブに走るのは早すぎということ。

若い人なら医薬部外品の育毛剤が最適

20代~30代前半の薄毛なら、まず生活習慣を見直しましょう!

規則正しい生活を心がけ、バランスのとれた食事を3回摂り、タバコはやめて酒はほどほど、ヘアケアの方法も見直してください。

そうやって生活を整えるのと並行して、育毛剤を使います。

私が使っている「イクオス+イクオスサプリEX」は、バランス・コスパ的におすすめできます。


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イクオスは頭皮の環境を改善、さらに保湿や血行促進、抗炎症作用で健康な頭皮に変えてくれます。

そしてイクオスサプリEXでアミノ酸やビタミンなどの髪の栄養を補給します。

もちろん育毛剤・サプリともAGAに対応する成分はがっちり配合されているので、若い人の薄毛対策はこれで万全というわけです(^^)/

イクオスの記事を読む(クリック)