ガリガリの人は、だいたい髪が細い印象はないでしょうか?
髪の量が多くても、髪が細いと将来禿げそうなイメージを持たれがちです。
イメージ通り、痩せ型の人は、禿げる確率が高くなります。
その理由は、二つあります。
- 血の巡りの悪さ
- 栄養摂取の悪さ
血の巡りが悪い
中国の漢方用語では、髪の事を「血余」と言います。
体内の細胞に栄養を与えているモノは血液です。その余りが髪の成長に使われているとされています。
生命活動の維持にそれほど重要ではない髪の毛は、後回しということですね。
そのため、慢性的に胃腸が弱い人は、胃腸に大量の血液が使われ、血余がなくなり、禿げることになります。
胃腸が弱い人は、消化機能を高める漢方生薬を煎じて飲むといいかもしれません。
実際、胃腸が弱い人が「党参」「白朮」などの漢方、玄米や根菜など大自然のエネルギーが凝縮された食物を摂取すると、2ヶ月後くらいから髪の毛が増えてきたという話もあります。
胃腸だけではなく、ほかの内臓が悪い人もそこに大量の血が使われるため、禿げる要因になるといいます。
胃腸が弱い人は、血液が大量に胃に使われます。その結果頭皮への血流が少なくなり、はげ(禿げ)の原因になります。
健康管理は、はげ(禿げ)予防にききます。
身体を健康に維持するよう心がければ、結果的に髪にもいいことがわかっています。
栄養吸収の悪さ
胃腸が悪い人は、栄養を吸収する力が衰えています。
髪の毛に重要な栄養素が十分に吸収できず、発毛を妨げます。
せっかく髪の成長を助ける成分を摂取したとしても、ほとんど吸収されなかったらあまり意味がありませんね。
胃腸の弱い人は、まずは消化器官を整えることからはじめましょう。