「マジかよ、マジかよ~!」っていう、プロペシアと癌のお話です。アメリカではプロペシアに含まれるフィナステリドの研究が進んでいます。日本に比べて圧倒的です。
プロペシアを服用している人は、日本国内の情報より海外の情報にアンテナを張るようにした方がいいですね。それではいきます、癌のお話~!
プロペシアで前立腺がんを発症するという話!?
プロペシアに含まれるフィナステリドに関して、アメリカのFDA(食品医薬品局)から2011年に興味深い注意勧告が出されました。
「前立腺がんを発症するリスクがあることを(医薬品の)注意書きに明記するように」
というものです。「使用上の注意」に明記するってことは、少なからずリスクあるじゃん( ゚Д゚)
アメリカFDAの勧告に続いて、カナダの保険省も独自の調査結果により、その翌年に同様の注意勧告を発表しています。あらら、マジじゃないのコレって感じですよね。
政府の機関が正式に公表したことですから、プロペシアを服用している方にとっては非常に気になるところです。
プロペシアと癌のお話、その信ぴょう性は?
アメリカ、カナダの両国が言うには「フィナステリド5mgを長期に渡り服用していくと、悪性度の高い前立腺がんを発症するリスクが高まる」とのこと。
この事は、臨床的な実験の結果に裏打ちされた事実なのでしょうか。まず注意すべき点は、実験の条件とされていた服用量です。
プロペシアに含まれるフィナステリドの量は1mgです。通常、育毛を目的として服用する際には、1日1mg前後か、人によっては0.2mgを目安とします。育毛剤として服用するなら、1日に5mgというのは多すぎますね。
同じくフィナステリドを含有した医薬品で「プロスカー」というのがあります。この薬がちょうど5mgとなっています。仮に育毛剤としてプロスカーを服用するにしても、5mgをピルカッターで分割して、低量を服用するのが普通。
そうです。プロスカ―はAGA(男性型脱毛症)のお薬ではなく、前立腺肥大症のお薬です。実験の対象患者が異なるわけです。単純にAGA患者より5倍のリスクがあるということです。
「プロペシアの副作用=癌」という因果関係は立証されていないけど…
2013年8月14日付のNew England Journal of Medicine (NEJM)の記事で、フィナステリドに関する大規模かつ長きに渡る臨床実験の詳細が紹介されています。
結論から言いますと、「年齢の高い人における低悪性度の前立腺がんリスクは低くなるが、15年生存率はフィナステリドを服用したグループとそうでないグループで0.2%という僅差であった」ということです。有意な差ではないと考えるべきでしょう。
ちなみに「15年生存率」の調査では、その死因が何かというのは公表されていません。55歳以上の男性で欧米人となると、前立腺がんとは全く無関係の死因、例えば心筋梗塞や脳梗塞、別の部位のがん、それに事故死なども確実に含まれているはずです。そのファクターはデータ上どのように反映されているのでしょうか?
フィナステリドと癌に関する実験結果から何が考えられる?
実験を行った当初の目的は、「フィナステリドを服用することで前立腺がんを予防できる」ということを実証したかったのだと思います。少なくとも、そのような仮説を立てていたはず。実際に「前立腺肥大を抑える」というところまでは公に認められています。
しかしながら、思惑とは違った結論が導かれた。
関係者ビックリ!!ガクブル!!
それは「悪性度の高い前立腺がんに限った発症率は、フィナステリドを服用したグループの方がむしろ高かった」ということ。つまり、「フィナステリドは性質の悪い前立腺がんの予防に使えるか?」という問いには「否」という結果に終わったのです。
それではプロペシアは使用しない方がいいということ?
それを決めるのは、あなたです!
※ちなみに、私は過去に服用してたけど中止しました。(のちほど説明)
悪性度の高い前立腺がんの発症リスクは、数値でいえば0.5%増といったものでしかありません。全体的な割合から見ても、僅かなものだと思われます。
私見ですが「悪性度の高い前立腺がんを発症する人は、フィナステリドを服用しても、あるいは服用しなくても結果的には同じだった」という考えもあります。
つまり、もともと悪性度の高い前立腺がん因子を持っていて、フィナステリドを服用したことで誘発されたわけではない、ということです。同一の人間で「服用した場合」「服用しなかった場合」という比較実験は不可能。憶測でしかないのですが…
専門家の意見は、「フィナステリドの作用は良くも悪くも働き、解明されていない。しかし、及ぼす影響は極めて弱い」と述べています。この見解を薄毛治療をするにあたり、あなたはどう捉えるかということですね。
育毛という目的であれば、プロペシア以外にも選択肢はあります!
前立腺がんのリスクがあるかもしれない、という懸念や不信感を抱いたままプロペシアを服用するのは気持ち悪いですよね。薬を服用することが精神的な負担になるのであれば、本末転倒、治療の意味はありません。別の方法を考えてみてはいかがでしょうか。
内服薬ではなく外用液であれば、頭皮に塗布するだけなのでカラダ全体への影響は少ないです。また、医薬品につきものの副作用を心配しなくていいのが天然由来成分。
私が使用しているチャップアップcheck!やボストンスカルプエッセンスcheck!ですね。(リンクを押したら濃い解説が見れます。ボストンスカルプは少し薄いかもですけど…)
抜け毛を防ぐという点では「チャップアップ」ですね。
プロペシアの成分であるフィナステリドは、5αリダクターゼの働きを阻害するというものです。効果の度合いは違えど、同じ役割を果たす天然の植物由来成分として、ノコギリヤシやオウゴンエキス、ヒオウギエキス(イソフラボン)などがあります。古くから漢方薬にも使われてきました。
チャップアップにはこれら全てが含まれているし、リアップの主成分ミノキシジルと同等の育毛パワーを誇るM-034も含まれています。さらに、2015年5月のリニューアルにより、あらゆる薄毛原因をブロックする成分が追加配合されて無敵状態!
ここでは書ききれないので、詳しくは「ズバリ!チャップアップの効果と副作用etc.check!」をご覧ください。
まとめ
まとめます!
プロペシアは非常に効果が期待できる育毛剤です。しかし、癌リスクだけじゃなく、EDリスク、精子減少リスク、不妊リスク、などなど、いままで報告があった副作用はたっくさんあります。
私も以前プロペシアやフィンペシアを使っていましたが、「服用を中止してもそれらの副作用が後遺症として残る」っていうのをYahoo!ニュースでみて、止めました( ゚Д゚) はい、ビビリです。
育毛剤はプロペシアだけじゃないですし、すべての人の薄毛原因がAGA(男性型脱毛症)というわけではないですからね。AGAでもないのにプロペシアを服用して、副作用リスクだけ高めてたら「なんてこった!?」ってことに…
初めて育毛を始める人は、「プロペシアやミノキシジルはリスク高いので、まずは天然成分で作られた育毛剤で様子を見る」ってのが私のバシー!っとした意見です。
絶対に“HageNai”ために!!