プロペシアの副作用!うつ病になった因果関係とは?
プロペシアなどに含まれるAGA治療薬のフィナステリドには、いろいろな副作用があると記事にしてきました。今回はうつ病に注目して話を進めていきたいと思います。
うつ病と自覚するまでには個人差があります。不安やだるさ、なんとなくやる気がしないといった症状を確認出来たら、敏速に対処することが望ましいです。
最悪、自殺衝動まで発展することがあるので、軽く考えてはいけません。
プロペシアとうつ病の因果関係ですが、有効成分のフィナステリドが大きく関わっています。
プロペシアの成分フィナステリドは、「酵素を妨害する⇒男性ホルモンの量を減らす⇒抜け毛が減る」といったメカニズムになります。
男性ホルモンの量が減ることにより、ホルモンバランスがくずれ、筋肉やタンパク質を作る働きが鈍くなります。これがだるさや怠惰感の一つの要因と言われていますが、フィナステリドはうつ病を抑制する物質を抑制する働きがあるのです。
「神経活性ステロイド」という物質があるのですが、これは人間を前向きかつ活動的に導く物質です。これを減少させてしまう働きがフィナステリドにはあるのです。
では、具体的にどんな症状でうつ病の前兆と認識できるのか把握していきましょう。
プロペシアの副作用!うつ病発症の前兆とは?
うつ病発症の前兆にはこんな症状が見られます。
- 仕事がつらいと感じる
- 物事に取り組むのに時間がかかる
- 集中力が続かない、気が散る
- やる気が出ない、行動力に歯止めをかけてしまう
- 楽しい感情がわからない
- 何をしても満足感がない
- だるいなどの倦怠感
- 不安や心配なことをついつい考えてしまう
- イライラしやすくなった
- 人と会いたくないとか一緒にいたくない
- 不眠症や嫌な寝汗をかく
- 頭痛、めまい
- 食欲が無い、便秘
- 肩こり、背中や腰が痛い
- 動悸・息切れ
- 手足のしびれ
- 性欲低下
プロペシアの副作用として、このような症状が報告されているのです。日常生活で感じることもあるかと思いますが、頻度が高くなったりしたら、注意が必要です。
プロペシア服用による後遺症!男性機能障害からのうつ病とは?
うつ病と診断された場合に、その時点で薬をやめれば万事元通りになるのか?という話ですが、残念ながらその後も継続して症状が見られるという報告があります。これがプロペシアによる後遺症(ポストフィナステリド症候群)です。
男性機能障害に関する後遺症も含めてですが、性欲と精神の状態は比例すると言っても過言ではありません。男性機能障害の症状がある方もいれば、うつ病の症状がある方もいるというよりも、両方の見地から注意する必要が有りそうです。
ジョージワシントン大学のマイケル・アーウィング博士により、以下の実験が行われました。
2つのケースを比較した実験です。
B.フィナステリドの服用もしていない精神病も患っていない約30人
単純に言えば、Aは「プロペシアの副作用成分を服用し副作用が見られた人」で、Bは「問題の無い健全な人」ですね。
これらの人を対象にうつ病になる可能性があるかの診断テストを試みたところ、
B.のうつ症状の発症可能性率 約10%
という結果でした。うつ症状の発症可能性率を示すBDIスコアというものですが、約75%に昇ります。
更に自殺願望の数値は、
B.の自殺願望 約3%
こんなにも明らか過ぎる結果が論文により発表されました。
プロペシアによる男性機能障害の副作用症状が出たときには、うつ病になる確率が高い!
この実験の結果はスルーできませんね。ちょっと数値が高い(*_*)
えっ!芸能人のあの人もプロペシアの副作用が原因だった?
有名な芸能人の中にも、プロペシアや同等のAGA治療医薬品を愛用しているという噂があります。岡村隆史さん、宮迫博之さんなど。(おそらく、プロペシア&ミノキシジルの処方でしょう)
岡村隆史さんの場合、プロペシアとミノキシジルタブレットを服用されていて、それが原因でうつ病を発症したのではないかと言われています。
宮迫博之さんは記憶に新しいですが、がんを発症しました。真実はわかりませんが、彼の場合、プロペシアを服用していたのが原因ではないかと噂になっています。
えっ!あんなに健康そうだったのに!っていう芸能人の病気報道があれば、美容に気遣って服用した薬の副作用が原因?というジャッジが主流になりつつあります。
直接的な因果関係はわかりませんが、プロペシアやミノキシジルといったお薬を服用する場合、リクスを背負うことは頭に入れておいたほうがよさそうです。
リスクを回避して育毛活動をするなら、安全な天然成分でできた育毛剤を使用しましょう。初めて育毛する方には、プロペシアやミノキシジルはあまりにもリスクが高いと思います。