30代はこれから薄毛が進行していくかも
30代前半の薄毛対策
男性の薄毛の原因で、よく耳にするのはAGA(男性型脱毛症)です。薄毛対策といえば、AGA対策といっても過言ではありません。
ただ、AGAは年齢によって発症率が違うので、30代前半で薄毛の人はAGA対策だけでは満足な結果が得られないかもしれません。
男性の薄毛調査によると、30代全体でAGAの割合は12%しかありませんでした。
となると30代前半の薄毛の原因は、AGAではない可能性が高ということになります。他に考えられる原因は、食事や睡眠の乱れなどの不摂生や、整髪剤やシャンプーによる影響、会社のストレスなどです。
30代前半の人には、AGA対策だけではなく、幅広い薄毛の原因に対応できる育毛剤がベストです。
30代後半の薄毛対策
30代後半になってくると、AGAを発症している確率が高くなり、薄毛が進行しているなら発毛促進力の高い育毛剤を選ぶ必要があります。
育毛剤選びには正しい知識が必要です。ここで紹介する育毛剤は、30代のために厳選したものなので、安心して使用してもらえます。
ランキング発表
30代は、薄毛対策の大きな転換点。30代前半と後半では、オススメの育毛剤が変わってくるので、ここでは30代前半と後半、それぞれ1位の育毛剤をご紹介します。
1位 イクオス(30代前半部門)
30代前半にオススメな育毛剤1位はイクオス。
あらゆる薄毛原因に対応し、薄毛原因が多岐にわたる30代前半の人にピッタリな育毛剤です。さらに、AGAの原因であるDHT(悪玉男性ホルモン)も抑制することが期待でいます。
イクオスの幅広い育毛パワーの秘密は、7つの育毛メソッド。ここでは、この育毛メソッドについて、簡単に紹介したいと思います。
血行促進で髪の成長力アップ
髪の成長には、血行促進が欠かせません。イクオスの育毛メソッド04で、血行を促進して頭皮環境を良好に保つことを目指します。
イクオスは血行促進のために、薬用成分のニンジンエキスをはじめ、ジオウエキスやシラカバエキスなど7種類を配合。頭皮の血流が改善することにより、髪が成長しやすい環境を整え、髪が長く太く育つことが期待できます。
細胞を活性化させるアミノ酸
血行が良くなった頭皮に、アミノ酸などを供給することで細胞活性化が望めます。イクオスでは育毛メソッド05として、アルギニンやイソロイシンなど、16種類のアミノ酸を配合。栄養を供給することで、細胞活性を高めることが期待できます。
アミノ酸を、これだけ豊富に配合している育毛剤は、他にはなかなかありません。アミノ酸は細胞のエネルギー源として重要な栄養素なので、これだけ配合されているのはとても魅力的です
炎症を抑えて頭皮環境を整える
さらに、頭皮環境を整える育毛メソッド03として、医薬部外品成分であるセンブリエキスやグリチルリチン酸2Kを配合。頭皮の炎症やかゆみを抑えて、髪が成長しやすい環境をつくることが期待できます。
また、育毛メソッド04の一部である保湿成分によって、頭皮の状態が悪化しにくくなることも目指します。
血行促進や栄養補給は髪の成長に大切なことですが、それだけでは育毛促進に十分ではありません。頭皮環境を改善することで、毛包の活性化や育毛成分の効果をしっかり髪に伝えることが期待できます。
AGA対策もしっかり考えられている
イクオスは幅広い薄毛原因に対応していますが、もちろんAGAへの対策もバッチリです。育毛メッソド01と02では、薄毛最大の原因であるDHTとTGF-βも抑えます。
DHTは、男性ホルモンが5αリダクターゼの働きで、変化することで生成されます。DHTが毛根のアンドロゲンレセプターと結合することで、脱毛因子TGF-βが発生。TGF-βが脱毛司令FGF-5をだすことで抜け毛が進んでしまいます。
イクオスでは、5αリダクターゼの阻害が期待できる成分5種と、TGF-βやFGF-5の阻害が期待できる成分8種を配合。
AGAの原因をWブロックすることで、抜け毛が進行してしまうことに対抗します。
イクオスのサプリにも注目!
イクオスサプリEXは、完成度が高いことで有名です。成分が豊富なだけではなく、ひとつひとつの配合量も十分です。
ノコギリヤシが配合されている育毛サプリも多いですが、その配合量には不満がある製品も多くあります。
ノコギリヤシで、薄毛の改善が期待できる配合量は320mg。過去の実験により、育毛が確認できた量です。
【参考:http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/2432】
イクオスサプリEXのノコギリヤシは300mgなので、十分に育毛効果が期待できる配合量だと思います。
亜鉛の量も申し分なし
さらに、亜鉛も十分な量が配合されています。イクオスサプリEXの亜鉛配合量は12mg。
栄養機能食品として認められている量の上限が15mgなことを考えると、かなりたっぷり配合されていることがわかります。
亜鉛は、髪の生成に欠かせない必須ミネラル。現代人に不足しやすい成分とも言われているので、たっぷり配合されているのはありがたいですね。
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1位 フィンジア(30代後半部門)
30代後半では、より発毛促進力が高い成分が必要になります。薄毛対策をしつつ、発毛促進にも力を入れている育毛剤がフィンジア。30代後半の人に1番オススメできる育毛剤です。
また、30代前半でも、薄毛が進行している人や、イクオスやチャップアップなどのM-034配合系の育毛剤で効果を感じない人も、フィンジアを試してみることをオススメします。
キャピキシルの驚きの育毛パワー
キャピキシルは、最近の育毛剤業界では主流になりつつある成分。キャピキシルは、髪の成長を促進する効果と、抜け毛を抑える効果が同時に期待できる成分です。
また、ミノキシジルの3倍の育毛パワーがある成分としても有名。キャピキシルが髪の細胞を刺激することで増殖を促し、髪が長く成長したという実験結果もあります。
この成長量がミノキシジルの3倍ということです。
キャピキシルには、5αリダクターゼを阻害する効果もあります。実験では、5αリダクターゼの働きを93%も抑えるという結果が出ています。
【出典元:http://www.botanical-prana.com/data/wp-content/uploads/2012/11/10100_2.jpg】
これだけの効果が期待できるのに、副作用に心配がほとんどない安全な成分というのもメリット。ミノキシジルのような副作用が怖いなら、キャピキシルはとても魅力的な成分です。
キャピキシルが、育毛業界で注目されているのも納得。
ピディオキシジル配合でさらに育毛パワーアップ
ピディオキシジルというのは、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドという成分の通称です。この成分も、高い育毛効果が期待できる優秀な成分です。
マウスを使った実験では、ミノキシジルと同等の発毛促進効果が得られたとして、注目を集めることになりました。
【参考:http://www.slideshare.net/Kumarorganicproducts/kopyrrol-pyrrolidinyl-diaminopyrimidine-oxide】
ピディオキシジルは、実はミノキシジルを改良してできた成分。したがって、細胞のカリウムチャンネルを開くなど、ミノキシジルと同様の作用を持っています。しかも副作用がないので、安心して使用できるというメリットがあります。
脱毛防止のための成分も十分
AGA進行防止には、DHTの生成を抑制することが大切です。フィンジアには、ヒオウギエキスやビワ葉エキスなど、DHTを抑える成分がしっかり配合されています。
ヒオウギエキスの主成分はイソフラボンですが、イソフラボンには5αリダクターゼの働きを抑える効果が知られています。
また、イソフラボンは女性ホルモンエストロゲンと構造が似ているため、ホルモンバランスを整えることで、薄毛が進行しにくくなる効果も期待できます。
ビワ葉エキスも同様にDHTの生成を抑え、さらにその働きも抑えることで、薄毛の進行を抑える効果が期待できます。
イソフラボンとカプサイシンのIGF-1理論
ヒオウギエキスの主成分イソフラボンは、カプサイシンと同時に使用することで、相乗効果が生まれることが知られています。
【出典元:http://www.kclinic.co.jp/remedy/mechanism/detail.php?id=564】
イソフラボンとカプサイシンを同時に使用すると、IGF-1と呼ばれる成長因子が増加することが研究で判明しました。
このイソフラボンとカプサイシンの相乗効果はIGF-1理論と呼ばれ、髪の成長へ高い効果をもたらすことが期待できます。
IGF-1は、体内で生成される成長因子の一種です。IGF-1が増加することで、毛母細胞の分裂・増殖が促進され、髪が太く長くなるとされています。
キャピ+ピディ+ヒオウギエキスはフィンジアだけ
高い育毛効果が期待できるキャピキシルと、脱毛予防の効果が期待できるヒオウギエキスの、両方配合されているのはフィンジアだけです。
キャピキシル育毛剤として有名な、Deeper3D、ボストンスカルプエッセンスなどには、ヒオウギエキスが配合されていません。
フィンジア | Deeper3D | ボストン | |
---|---|---|---|
キャピキシル | 5% | 5% | 5% |
ピディオキシジル | 2% | 0% | 1.5% |
単品価格 | 13,440円 | 14,100円 | 15,984円 |
最安コース |
3本セット定期 26,900円 |
6本セット 62,370円 |
3本セット定期 26,784円 |
最安単価 | 8,966円 | 10,395円 | 8,928円 |
最安条件 | なし | なし | 3回継続が必須 |
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3位 チャップアップとボストンスカルプエッセンス
30代前半部門の次点は、チャップアップ。30代後半部門の次点はボストンスカルプエッセンス。どちらも優秀な育毛剤ですが、これまで紹介したものとくらべると、すこし負けている部分があります。
30代前半ならチャップアップ
チャップアップは成分数の豊富さが特徴の育毛剤です。育毛剤本体のスペックはイクオスに引けを取りませんが、育毛サプリで大きく差がつけられています。
育毛サプリの全成分は、イクオスの2分の1しかありません。不足しがちな成分を、広くカバーするという面では、完全にイクオスに負けています。
さらに、成分の配合量を公開していない点もマイナス。どれだけ良い成分が配合されていても、配合量が公開されてないと、どれだけの効果が期待できるかわかりません。
・ズバリ!チャップアップ(CHAP UP)の効果と副作用 etc.check!
30代後半ならボストンスカルプエッセンス
ボストンスカルプエッセンスは、使用者が多く高い実績を持つ育毛剤です。キャピキシルの配合量も多く、髪の成長を促進させる効果には期待が持てます。
ただ、フィンジアと比較すると、ピディオキシジルが0.5%少ないという点で負けています。また、ヒオウギエキスも配合されてないので、脱毛対策でも一歩劣っている印象です。
定期コースの解約には3回の継続が必須なので、いつでも解約できないこともデメリット。気軽に購入できるフィンジアに軍配が上がりますね。
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まとめ
30代は薄毛症状が、急加速で進行していく年齢です。頭皮の状態を確認して、自分に合った育毛剤を選択することが大切です。
薄毛の進行がまだ進んでなく、少し気になりはじめた程度の人なら、イクオスがオススメ。イクオスなら、AGAだけでなく幅広い薄毛原因に対応することが可能です。
そこからさらに、薄毛が進行してきた30代後半になると、フィンジアがオススメです。AGAに対抗するために、育毛パワーが強いキャピキシルなどの成分が配合されている育毛剤がよいでしょう。
もし、地肌が見えていたり、かなり薄毛症状が進行しているなら、思い切ってミノキシジルやプロペシアなどの医薬品の検討も必要です。
ただし、ミノキシジルはかゆみや炎症、プロペシアは性欲減退や勃起不全、精子異常などの副作用のリスクもあります。
医薬品による薄毛対策をするなら、AGAクリニックで医者の管理のもと治療することをすすめます。医師による管理のもとなら、副作用が出てもすぐに対処してもらえるので、重症化する心配はありません。