ガニアシとはコンブの仮根のことで、本来ならば硬すぎて食用には適していませんが、コンブ以上に豊富な栄養分を含んでいることで知られています。
このガニアシ、実は育毛効果が期待できるというのをご存知でしょうか。最近ではこの育毛効果に注目し、ガニアシエキスを配合する育毛サプリも登場しています。
ガニアシにはどのような成分が含まれているのか、どのような育毛効果を発揮しているのか、配合されている育毛サプリの中でオススメの商品はどれなのかなどについて、説明していきましょう。
ガニアシにはどのような成分が含まれているのか
ガニアシを投与した人のうち、4カ月で7割が頭髪の成長に何らかの効果があったという臨床データがあり、一定の育毛効果があるのは間違いないでしょう。
ガニアシに含まれている豊富な栄養分のうち、育毛に関係していると考えられるものとしてはフコイダン、鉄分、カリウム、マンガン、マグネシウムなどが挙げられます。それぞれの成分の効果をまとめてみました。
フコイダン
生のコンブを触るとヌルヌルしますが、このヌルヌルに含まれているのがフコイダンです。このフコイダンにはFGF(線維芽細胞増殖因子)という成長因子の一種であるFGF-7を増やす働きがあるのです。
成長因子とは特定の細胞分裂を活発にする働きのあるタンパク質の一種で、プラセンタに多く含まれていることで知られています。また、AGA(男性型脱毛症)の最新治療法であるHARG療法では、成長因子の頭皮注入が行われています。
このFGF-7の効果ですが、臨床試験では3カ月にわたって塗布した結果、男性の70%、女性の90%の毛量が増えたことが分かっています。また、男性の80%、女性の90%は頭髪が太くなったとしています。ちなみに、どちらの効果もなかったという人はゼロだったといいます。
【出典元:http://egf-association.jp/fgf-7.htm】
FGF-7の問題点は薬剤として使用するとコストがかかってしまうことですが、ガニアシのフコイダンによってFGF-7の生成量を増やせばある程度、問題は解決できるというわけです。
【参考元:http://egf-association.jp/fgf-7.htm】
食べられないから捨ててしまっていたガニアシからこれだけ貴重な成分が抽出できるのですから、面白いものです。
鉄分
頭髪の成長を促すためには栄養分だけではなく、酸素も必要になってきます。毛母細胞の分裂を活発にするためにはエネルギーが必要で、酸素を使って糖質などを燃焼する必要があるためです。
酸素の供給量が足りないと毛母細胞がうまく分裂してくれず、頭髪の成長が妨げられ、薄毛の原因となります。実際、貧血が薄毛の原因となってしまうケースがあるくらいです。
貧血を防止するためには、鉄分を積極的に摂取する必要があります。ガニアシには、この鉄分が多く含まれているのです。マコンブ100グラム当たりの鉄分含有量が3.9ミリグラムなのに対し、ガニアシは20,800ミリグラムなのですから、いかに多いかが分かるというものです。
この鉄分によって健康な赤血球を造り、貧血を防いでしまおうというわけです。ただ、ガニアシに含まれている鉄分は吸収率の低い非ヘム鉄です。吸収率を高めるためには、ビタミンCと一緒に摂取するのが効果的だとされています。
カリウム
カリウムと育毛には、意外と密接な関係があるのです。カリウムの働きは、細胞内液の浸透圧を調整することです。つまり、細胞を正常な状態に保つことだと考えていいでしょう。
カリウムが不足すると、細胞内液の浸透圧がうまく調整できなくなり、細胞の状態が正常に保てなくなります。これによって生成されたエネルギーがうまく使えなくなったり、細胞分裂が妨げられたりする可能性があります。
これが毛母細胞に起きると頭髪の成長がうまくいかなくなり、薄毛の原因となってしまう可能性があるのです。ガニアシに含まれているカリウムは100グラム当たり11,140ミリグラムです。マコンブが6,100ミリグラムですから、2倍近くになります。
これによって毛母細胞の浸透圧を正常な状態に保ち、頭髪の成長力をキープすることができるのです。
マンガン
毛母細胞の分裂を促すためには、酸素だけでなくアミノ酸や亜鉛といった栄養素も必要になってきます。特にアミノ酸の場合、酵素の働きが弱くてタンパク質の分解がうまくいかないと、吸収率が低下してしまうという問題点があります。
なぜアミノ酸が重要なのかというと、頭髪の原料であるケラチンというタンパク質は、食物から摂取することができないからです。
体内にあるアミノ酸から生成するしかないわけで、頭髪の成長のためにはケラチンの原料となるアミノ酸を積極的に摂取する必要があるというわけです。
マンガンには、この酵素を活性化してくれる働きがあります。酵素が活発に働けばアミノ酸の吸収率が上昇し、ケラチンの原料が増えてくれるのです。これによって頭髪の成長が促されるのです。
マグネシウム
ストレスは薄毛にとっては大敵です。ストレスによって自律神経のうち交感神経の働きが活発になり、末梢血管が収縮してしまうことが原因です。これが頭皮に起きれば酸素や栄養素が毛根が十分に届かなくなり、頭髪の成長が妨げられてしまうからです。
マグネシウムには、このストレスを解消する効果があるのです。ストレスが解消されればもうひとつの自律神経である副交感神経が活発になり、血流が良化して毛根に酸素と栄養素が行き渡り、頭髪の成長が促進されるのです。
ガニアシ100グラムには、このマグネシウムが590ミリグラム含まれています。これだけの量があれば、十分なストレス解消効果が期待できるのではないでしょうか。
ガニアシ配合の育毛サプリでオススメは?
ガニアシには育毛に効果がありそうな成分がこれだけ含まれているため、この点に着目してガニアシエキス配合の育毛サプリが発売されています。人気商品としては次の3つがあります。
- イクオスサプリEX
- プランテルサプリ
- モサイン
それぞれの成分や価格を調べたうえで、どれがオススメ商品なのかを調べていきましょう。
配合成分
成分を比較すると、モサインにはノコギリヤシエキスが配合されていないことが分かります。
▼モサイン
ノコギリヤシエキスはAGAの原因である男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える効果があります。これが配合されていないということは、DHTの進行を十分に抑えられないというということを意味しています。
それ以外の成分について比較すると、亜鉛の量が気になります。イクオスサプリEXは12ミリグラムなのに対し、プランテルサプリは7.5ミリグラムにすぎません。
▼イクオスサプリEX
亜鉛はケラチン生成には欠かせない成分で、摂取量が少ないと頭髪の成長が妨げられます。こうした点を総合すると、イクオスサプリEXが一歩リードしているといっていいでしょう。
価格
価格については、いずれの製品も定期購入コースによる割引価格が設定されています。モサインが4,233円、プランテルサプリが6,700円、イクオスサプリEXが4,800円です。
価格 | 容量 | 1日摂取量 | |
---|---|---|---|
モサイン | 4,233円 | 120粒 | 1040mg |
プランテル | 6,700円 | 90粒 | 870mg |
イクオス | 4,800円 | 90粒 | 1050mg |
プランテルは若干割高になっていますし、最安値のモサインも上記の理由からコストパフォーマンスが良いとはいえません。
粒数はモサインの方が多いですが、1日の摂取量はイクオスが多いです。モサイン4粒(1040mg)、イクオス3粒(1050mg)になり、1粒の大きさが違うのです。
そして、イクオスサプリEXのメリットは、育毛剤とのセット購入コースが用意されていることです。今なら初回4,980円、2回目以降8,980円と、かなりのお買い得となっています。
育毛剤とセットで4,980円は、はっきりいって赤字です。初回だけで解約ができてしまうので、ホントに解約する人が多いと利益はないでしょうね(^-^;
また、イクオスの育毛剤は61種類もの育毛成分が配合されている優れものでもあり、サプリとの相乗効果も期待できます。
こうした点を総合すると、ガニアシ配合の育毛サプリでは、
イクオスサプリEXが一番のオススメということになります。
成分数では、モサイン19種類、イクオス46種類と圧倒しています。ガニアシ以外の配合成分がホントに他を圧倒しています。
もしあなたがガニアシの育毛効果を体験してみたいと考えているのでしたら、イクオスサプリEXの購入を検討してみるのもいいかもしれませんね。
イクオスサプリEXの魅力は「【比較付き】イクオスサプリEXの効果と副作用を解説check!」で詳しく書いていますので、ぜひご覧ください(^^)
追記
モサインは残念ながら、販売終了となっています。