そもそもFGF-7って何?
FGFとは、線維芽細胞増殖因子(Fibroblast Growth Factor)という、皮膚を健全に維持するための遺伝子のことです。全体では23種類あって、機能もそれぞれ異なります。
FGF-1は、スキンケア用品(基礎化粧品)などによく使われています。
FGF-7は、発毛を促す因子なので育毛関連の商品に使われます。他にもFGF-5(こちらは逆に、脱毛を促す因子)やFGF-10などがあります。
体内の多くの組織が、FGF-7を受け取るための「受け皿」を持っています。口腔粘膜や舌、食道や胃・腸、肺や肝臓・膵臓・腎臓などの臓器や、眼球にある水晶体など。
上皮細胞内にあり、それぞれの組織で幅広く役に立っているのです。最先端の皮膚再生医療などでも使われる重要な因子です。
FGF-7はどんな働き・効果があるの?
FGF-7は、KGF(ケラチノサイト・グロース・ファクター)とも呼ばれます。皮膚の表面から奥まった深層部分である「真皮」というところにあり、新しい細胞(コラーゲン)を生成することを促します。
初々しい肌を保ち、シワやたるみを防ぎます。紫外線などの外的な刺激をブロックするなど、皮膚を保護する働きもあります。
育毛に関して言うと、髪の毛の根本にある毛母細胞に作用し、分裂や増殖をすすめてくれます。髪の毛をつくりだすためには欠かせないもの。発毛を促進するだけでなく、毛髪の一本ずつを元気にしてくれるのがFGF-7です。
FGF-7が不足していたらどうなるの?
FGF-7が不足した状態では、どういうことが起きているのでしょうか?髪の毛が生まれて成長し、抜け落ちていく一連の流れを「ヘアサイクル」と言います。
正常なヘアサイクルの場合、一巡する期間は2年半から6年ぐらい。FGF-7が不足していると、これが数か月から1年ぐらいと、サイクルが短くなるのです。
とくに、髪の毛が強くなる「成長期」が極端に短くなり、成長しないまま終わってしまうことになります。
丈夫な毛が抜け落ちて、新しいヘアサイクルで生まれた毛が育つ前にまた落ちて…、という悪循環で、期間は短くなっていき、次第に薄毛が進行していきます。
日本EGF協会という成長因子を専門とする機関がありますが、薄毛の人はFGF-7が著しく減った状態にあるという事実を、過去の研究から結論づけています。
FGF-7の不足が、薄毛の大きな要因となっているのです。
FGF-7に関する臨床実験があります!
効果があるとわかっていても、商品化するまでには人間を被験者とした臨床実験を実施する必要があります。データはほとんど存在しないのですが、日本EGF協会の行った臨床実験がありました。
その莫大な費用は、化粧品会社であり店舗としてサロンも運営しているラ・フィーネが負担しています。
男女ともにFGF-7を頭皮に塗布するグループと、プラセボ(偽薬、この場合はヒアルロン酸とコラーゲン)グループで90日間の投与を実施。
FGF-7が毛穴から毛嚢まで浸透すれば、何らかの効果があると期待しました。実験開始前と終了後で、髪の毛の本数と太さを調査。
結果は見事なもので、FGF-7を塗布した男性グループでは、毛量と太さ両方の面で70%以上、女性に関しては90%が改善。
量と太さのどちらか一方でいうと、100%の改善率でした。
プラセボグループでは、当然、効果は得られることなく、明白な違いが出たということで、実験の信ぴょう性が立証されました。
参考元:http://egf-association.jp/fgf-7.htm
FGF-7はとっても高価なのです!
FGF-7が発毛を促進するという実験結果も得られたし、FGF-7がたっぷり配合された育毛剤をガンガン使えば、薄毛なんて解決するよね!と思いますよね。しかし、そう簡単にいかないのが、FGF-7の価格。高価なものなのです。
FGF-7が発見された当初は、グラム当たり億円単位の値だったとか。出回れば、価格は平準化してきますが、それでもお高い価格であることには、違いないのです。
育毛剤にFGF-7が配合されていると謳った商品でも、どの程度の割合で含まれているのかということがポイントになります。
いくら発毛を促すといえども、ミクロ単位の微量しか配合されていないのであれば、効果も相応のものでしかありません。配合量を増やせば、それは商品価格に如実に反映されます。
実際、臨床実験の費用を負担したラ・フィーネのFGF-7配合商品は、それなりにお高い値段となっています。
楽天市場で「FGF-7」と検索した結果が以下です。高いですよね…
FGF-7は長期間の保存ができない!?
FGF-7を育毛剤に思う存分、配合できないのには、もうひとつ理由があります。水溶液にした状態では、効能の活性度が保持できないという欠点があるのです。臨床実験では、濃度の高いFGF-7を使用しました。
高濃度であれば、ある程度の効果は維持できるので、良い結果が出たのです。それが、商品となってプラスチックや瓶容器の中で数か月から1年以上の長期間、この効能を保つことはムリ。
大手の化粧品メーカーも、大学とコラボレーションしてFGF-7の研究をしているようですが、この欠点をクリアできる策が開発されたら、新商品が怒涛のごとく出回ることは間違いないでしょう。
市場に革命が起こる勢いで、もてはやされるかもしれません。多くの関係者が何とか有効な商品にしようと、日夜FGF-7の研究を重ねているのです。
外部から補うか内部で増やすか!
その成分の効能を得ようと思えば、実験のように直接FGF-7そのものを塗布するか、そうでなければ、体内で生成させるのを促す、という方法もあります。
もともと体の中で生みだされるものなのですから、好条件を与えれば、増やせるはず。
体内でFGF-7を増殖させる働きを持つ、まったく別の成分を補うことで効果を得る、という発想。
押してダメなら引いてみな、という感じですね。近年、北海道の南部近海でのみ採れるガゴメコンブに、有益な成分「フコイダン」が含まれているということがわかりました。
見た目が悪いので、以前は漁で網にかかっても捨てられていた昆布です。よくよく調べてみると、育毛効果だけでなく、保湿効果や免疫力を向上させたり、炎症やアレルギーを抑えたりと、医学的にもありがたい効果がいっぱい!
そして、FGF-7を増殖させる働きも秘めていたという事実。見た目だけで捨てられていたのが、今となってはもったいないですね!
LpLp(ルプルプ)は、FGF-7を配合するのではなく、FGF-7を増殖させる成分「フコイダン」が配合されています。
FGF-7の増殖作用は、なんと450%です。いろんな学会でもその育毛効果は発表されています。
FGF-7に注目するならLPLP(ルプルプ)がベスト!
さきほども紹介しましたが、FGF-7(フコダイン)に注目するならLPLP(ルプルプ)という育毛剤が最適です。
タカラバイオ株式会社が製造しています。
私は、現在使用していませんが、一時期使っていました。なんで止めたかっていうと、発毛促進より脱毛抑制に力を入れたかったからです。
脱毛抑制でNo.1と思っているのが、イクオスです。
サプリ付きでも税込&送料込で7,538円だから、すごいコスパです^^ 興味があれば、公式サイトをチラ見してみてください。
LPLP(ルプルプ)もイイ商品なので、過去のレビュー記事をご覧ください。詳しくめに書いています!